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隠蔽捜査の竜崎伸也と稲盛和夫の共通点は「原理原則」

「生き方」に関する本を読む事が好きで定期的に読んでいますが、今回の本はズバリそのままのタイトルで「生き方」です。尊敬する稲盛和夫さんの書かれた本です。

 

プロローグに書かれた一言が目が留まりました。

 

原理原則

 

単純な原理原則が揺るぎない指針となる

世間には高い能力をもちながら、心が伴わないたまに道を誤る人が少なくありません。私が身を置く経営の世界にあっても、自分さえ儲かればいいという自己中心の考えから、不祥事を起こす人がいます。

 

そして

いずれも経営の才に富んだ人たちの行為で、なぜと首をひねりたくもなりますが、古来「才子、才に倒れる」といわれるとおり、才覚にあふれた人はついそれを過信して、あらぬ方向へと進みがちなものです。

そういう人は、たとえその才を活かし一度は成功しても、才覚だけに頼る事で失敗の道を歩む事になります。

 

才覚が人並みはずれたものであればあるほど、それを正しい方向に導く羅針盤が必要と説かれていますが、それが原理原則なのだと思います。

とは言え「原理原則とは?」と思われるかもしれません。

言い換えると「人間として正しいかどうか?」という事で、昔から言われてきた倫理や道徳という事と説かれています。

実にシンプルで分かりやすい話です。

経営の素人であった27歳の時に興した京セラは原理原則を貫いた事で成功したと確信されています。

またJALを見事に再建させましたが、やった事は原理原則に乗っ取った内容だったそうです。「嘘はつかない」「正直であれ」というような話を最初にされたそうで、どんな秘策を掲げてやってくるのか?と思っていたJAL社員は面喰ったそうです。

一般的にはJALの社員はエリート集団だと思います。それでも原理原則の話を聞き、すぐに理解できた人は少なかったそうです。残念ながら、どちらかというと才に倒れた才子が多かったのかもしれません。

それでも理解ができた人の輪が少しずつ拡がり、やがて大きな集団となって見事に再建を果たす訳ですが決め手となったのはしつこいですが原理原則です。

それだけ大事な原理原則を大事にしている、もう一人の有名人を知ってます。

 

紹介しましょう!

 

竜崎伸也(隠蔽捜査シリーズ主人公)

 

すみません、小説の主人公です(笑)

今野敏の大人気小説でテレビドラマにもなってます。

竜崎伸也ってどんな人?
隠蔽捜査シリーズの主人公で警察庁長官官房総務課課長で階級は警視長。2作目以降は警視庁大森警察署署長へ異動後も降級せず警視長。

私利私欲とは無縁で国家公務員としてあるべき姿を徹底して貫く。周囲からは「組織の犬」「変人」と陰口を叩かれているが、逆に「自分の為」というのが無く官僚としても優秀なため、部下からも上司からも信頼は厚い。判断に迫られた時、基準となるのは原理原則。

 

僕が「原理原則」という言葉を意識するようになったは、稲盛和夫さんではなく実は竜崎伸也でした。

上司が絶対の階級社会において、全てを原理原則で行動する彼の周りでは摩擦や衝突が日常茶飯事です。階級が上の人間にも態度を変える事がないので、知らない人は青ざめます。最終的には竜崎伸也が常に正しい結果となりますが、それは「小説だから」という訳では無く、現実社会でもそうなるのだと思います。

僕の中で稲盛和夫さんの説く原理原則を一番、忠実に実行しているのが竜崎伸也です。

この小説が面白くて素晴らしいのは、単に事件を解決する話でシリーズ化されていない事です。例えば犯人の巧妙なトリックを竜崎伸也が見破る!だけじゃないんです。

原理原則を貫く竜崎伸也の影響を受けて変わっていく人の様であったり、実は周りの影響を受けて変わっていく竜崎伸也の描かれ方が素晴らしいんです。もちろん原理原則を徹しきる一瞬、変人のキャラは秀逸です(笑)

最新作である棲月: 隠蔽捜査7では、感情のない機械のように判断していく彼が職場(大森署)の居心地が良いと感じて動揺します。居心地の良さを感じている自分に気づいた時の動揺ぶりは傑作でした(笑)

そんな動揺する彼を妻が「あなたも人として成長しているのよ」と切り捨てる様も痛快でした。

小説はまだまだ続くはずで、人間的に成長をしていく竜崎伸也の今後が楽しみです。

小説の登場人物ですが、僕が尊敬する竜崎伸也の隠蔽捜査シリーズは本当に面白いです。シリーズの途中から読んでも理解はできますが、可能なら1作目から読んで丁寧に書かれた登場人物の人間像を掴みながら読んでいただきたいと思います。

 

これからも本から学びます

 

定年後の素晴らしい人生の手段の一つとしてブログを書いていますが、手段の一つとして原理原則を意識して生きていきたいと思います。

人の目が気になり、原理原則を曲げたくなる事もあります。要領よくやれば簡単かも・・、と思う事もあります。

けど長い目で見れば最終的に原理原則をベースに生きていく事で、理想とする素晴らしい人生が開けると信じます。稲盛和夫さんの本や隠蔽捜査シリーズを読んでいると「あぁ~、素晴らしいな~」と感じます。

自分の人生がこんな風になればいいな・・・、と想像している事が本を読む事でイメージが具体化されいく手ごたえを感じます。

読書って素晴らしいですね!これからも素敵な本との出会いが楽しみです♪

 

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