【映画レビュー(ネタバレあり】ベンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書。ラストの意味は?

ペンタゴン・ペーパーズ




メリル・ストリーブとトム・ハンクスの二人の期待以上の演技に脱帽させられました。

ラストの意味がわかりませんでしたが、時代背景を調べていて納得!歴史を勉強を勉強するきっかけを作ってくれて感謝です。

映画に込められたメッセージをスピルバーグ監督が実践する形となった映画です。

ネタバレを含む記事です

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 (2017) 原題「THE POST」

解説・あらすじ

【解説】メリル・ストリープとトム・ハンクスが共演し、スティーヴン・スピルバーグがメガホンを取った社会派ドラマ。実在の人物をモデルに、都合の悪い真実をひた隠しする政府に対して一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちの命懸けの戦いを描写する。『コンテンダー』などのサラ・ポールソンやドラマシリーズ「ベター・コール・ソウル」などのボブ・オデンカークらが出演。脚本を『スポットライト 世紀のスクープ』で第88回アカデミー賞脚本賞を受賞したジョシュ・シンガーらが担当した。

【あらすじ】ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。ライバル紙である「The Washington Post」のキャサリン(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らも、報道の自由を求めて立ち上がり……。

※Yahoo映画より

ペンタゴン・ペーパーズとは?

正式名称は “History of U.S. Decision-Making Process on Viet Nam Policy, 1945-1968” 「ベトナムにおける政策決定の歴史、1945年-1968年」である。ベトナム戦争からの撤退を公約して大統領に選出されたリチャード・ニクソン政権下の1971年に作成されたこの報告書は、47巻構成(資料を含め約100万語)で、フランクリン・ルーズベルト大統領時代つまりフランス植民地時代にはじまり、フランスの撤退以降にベトナム戦争を拡大させたジョン・F・ケネディとリンドン・B・ジョンソンの両大統領政権下のアメリカ合衆国のインドシナへの政策と「トンキン湾事件」などの当時の政府による秘密工作を網羅している。 ※Wikipediaより

ベトナム戦争でアメリカが勝利する見込みがないと説明された文章だったのです。

感想

前半は正直、退屈しました。

当時のアメリカの歴史に詳しいわけでもなく、出演者に似たような顔が多く、相関関係がわからないまま話は進みます。

  1. どうやらベトナム戦争関係で、公にできない秘密の文章が漏れたらしい・・
  2. NYタイムズがスクープしようとするが政府より圧力がかかる
  3. ワシントン・ポストも追随しようとする(この辺から話が盛り上がる)

後半はベン(トム・ハンクス)の信念に基づく鬼気迫る行動に圧倒されます。

前半が何となく理解できていれば問題なく楽しめます(それくらいの迫力ある演技でした)

保身ゆえ長いものに巻かれたい人が多い中、ベンはジャーナリストとしての使命を果たすべく奔走します。彼の信念に基づいた行動に感動しない人はいないでしょう。

また夫が自殺したことで社主となったキャサリン(メリル・ストリーブ)の一連の行動にも感動させられます。

メリル・ストリーブは「記事にするかどうか?」の最終決定を下す、もっとも責任ある立場の人間を演じます。

そもそもキャサリンは望んで社主となった訳ではないため、どこかオドオドした人です。周囲に気を使い、調和を大切にするようなイメージです。

自信に満ち溢れ大鉈をふるったゴーンとは真逆のタイプです。

「そんなタイプが決断を下す」

という様子をメリル・ストリーブが見事に演じきります。

オドオドしてカッコイイわけではありませんが、本当に必死なんです。

マンマ・ミーアやプラダを着た悪魔では見ることのできなかったメリルを見ることができます。

take51
別人かと思える演技に脱帽

役者さんだけではなく、テーマ(メッセージ)も素晴らしかったです。

ジャーナリストとしての使命

キャサリンとベンの行動が映画のメッセージが込められています。

政府を敵に回すことになりますが、正しい選択(使命)を選びます。勇気がいる決断です。

人はどうあるべきか?ということを考えさせられます。

正しい選択をすれば、結果は伴ってくるということを教えてくれる映画です。

take51
どんな困難が待ち受けていたとしても正しい選択をするべきと再認識

ラストシーンについて(総評)

最初はラストシーンの意味がわかりませんでした。

take51
ジャーナリストの使命に燃える人が犯罪を?

今回の報道がきっかけで行動に走る人が加速した?けど犯罪がまかり通るのはどうか??と想像してました。

実際はウォーターゲート事件を意味していたようです。

ウォーターゲート事件とは
1972年6月12日にワシントンD.C.の民主党本部で起きた盗聴侵入事件に始まり、ニクソン大統領が辞任までの一連の総称。詳細は「ウォーターゲート事件 – Wikipedia」

使命を全うするには、最終的に為人(ひととなり)が問われるということでしょう。

調べていて知ったことですが、トランプ政権誕生に合わせ公開に踏み切った映画だそうです。流石はスピルバーグです。

監督なりの使命を果たした映画なのだと思います。

日本も森友学園問題など、トランプ政権を批判できる立場ではありません。そういう意味では歴史から何も学んでないと言われても仕方がありません。

ラストがわからなかったので、いろいろ調べるきっかけを得た映画でした。

 

【点数】
内容:8点 前半のわかりにくさが勿体無い
映像: 8点
音 : 8.5点
総合:8.5点
※歴史に詳しい人が見ると捉え方が変わる映画だと思います
Yahoo映画のページ

 

 

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