クワイエット・プレイスの感想。家族愛と人としての生き方について考えさせられる映画です。

クワイエット・プレイス レビュー 感想




クワイエット・プレイスの感想です。ブログDEロードショーの「第8回 夏のきもだめし企画」で選んだ映画です。

音を立てたら、即死。

どういうことでしょう?かなり気になっていた映画です。

ネタバレを含みますので、未見の方はここでスルーをしていただければと思います。

 

クワイエット・プレイス(2018) 原題「A QUIET PLACE」

 

1.解説・あらすじ

解説:『ボーダーライン』『ガール・オン・ザ・トレイン』などのエミリー・ブラントらが出演したホラー。音に反応し人間を襲う何かが潜む世界で、音を立てずに生き延びようとする一家を映す。ドラマシリーズ「ザ・オフィス」などのジョン・クラシンスキーが監督と出演を兼ね、『ワンダーストラック』などのミリセント・シモンズ、『サバービコン 仮面を被った街』などのノア・ジュープらが共演する。生活音が未曽有の恐怖を生み出し、一家に次々と危機が訪れる。

あらすじ:音に反応して襲撃してくる何かによって、人類は滅亡の危機にさらされていた。リー(ジョン・クラシンスキー)とエヴリン(エミリー・ブラント)の夫婦は、聴覚障害の娘ら3人の子供と決して音を立てないというルールを固く守ることで生き延びていた。手話を用い、裸足で歩くなどして、静寂を保ちながら暮らしていたが、エヴリンの胎内には新しい命が宿っていた。
Yahoo映画より

 

2.感想

 

「即死」の正体がわかった瞬間(割と冒頭でわかります)、この映画は好みじゃない気がしましたが、家族愛や生き方について深く描かれており最後まで見ることができました。

見るまで知らなかったエミリー・ブラントの出演もプラス要因として大きかったです(笑)

 

 2-1.登場人物

 

【アボット家】
・父  エブリン (ジョン・クラシンスキー)
・母  リー   (エミリー・ブラント)
・長女 リーガン (ミリセント・シモンズ)
・長男 マーカス (ノア・ジュープ)
・末っ子 ボー   (ケイド・ウッドワード)

スティーブン・キングの映画に出てきそうなクリーチャーが席巻している世界で生きるアボット家、という設定です。

耳のいいクリーチャーは突発的な音に反応します。コップを落としたりクシャミのような音です。

 

 2-2.家族愛について

 

5人家族ですが末っ子のボーをクリーチャーに殺されます。長女がこっそり渡したオモチャが原因で、そのことから長女は後悔から殻に閉じこもるようになります。

わからなくもないですが、「自分は親に嫌われている」と思い始めたようです。両親はそのことに気づきつつ、見守るように接します。

終盤、クリーチャーに追い詰められた子供たちを救う為、父が犠牲になります。その最後にならないと父の愛が長女に伝わらないのは見ていて辛かったです。

映画の設定が現実には起こり得ないので、自分に置き換えることはできませんが何があっても子供たちの味方であり、受け入れていくと思います。

 

 2-3.人としての生き方

 

アボット家の他、近所に住む老夫婦がいましたが、生きるのに疲れたのでしょう・・。わざと声を出して襲われます。

そんな世界ですが、出産を試みます。陣痛の痛みは相当だと想像できますし声を押し殺して・・、なんて無理な話だと思います。

出産だけでも恐ろしいリスクだと思いますが、生まれてきた赤ちゃんをコントロールできるはずがありません。泣く子をどう黙らす??

と思ってましたが、納得できる策を用意していました。一人目じゃない??(笑)

出産シーンまでに、この世界で生き抜く為の抜け穴の紹介があります。川の流れや滝のように永続的に音が鳴っている場所では普通にしゃべることができます。

その設定に感心させられました(笑)

こんな世界ですが、人間らしく生きることを選択したアボット家に感服させられました。

 

3.出演者について

 

エミリー・ブラントとの最初の出会いはプラダを着た悪魔です。メリル・ストリープの鬼編集長について奮闘していた彼女を忘れることができません。

それでも、どこか脇役っぽい印象の拭えない彼女でしたが、ボーダーラインでは「そんな役もこなせるのか??」と驚いたものです。

今回の役は「似てるな・・」と思いつつ、エミリー・ブラントとは暫く気が付きませんでした。

彼女の出演作、メリー・ポピンズ リターンズを見るのが楽しみです。メリーポピンズが好きな映画でしたので、コリン・ファースとメリル・ストリープとの共演も見ものです。

夫役のジョン・クラシンスキーもいい役をしてると思えば、監督兼出演だったんですね。気になって調べると、なんと私生活ではエミリー・ブラントと結婚!!

なんとなんと・・。評価を下げたくなりました(笑)

ホリデイやドリームガールズにも出演していたようですがチョイ役だったでしょうか?一度、見れば割と覚えている方ですが、印象に残っていませんでした。

いずれもメインキャストが抜群の存在感を発揮していたので、その他の印象が薄くなるのは仕方がないでしょうか?機会があれば気にしたいと思います。

 

4.総評

 

ホラー映画ですがクリーチャーの存在を知れば、然程は怖くない映画です。

正体がわかり割とお気楽に見ていると、子供たちがサイロの中に落ち、穀物の蟻地獄に沈んでいくシーンに思わず息を飲みました。ちょっと気を抜いていたので、してやられた感じです(笑)

それでもツッコミどころはあります。

クリーチャーの弱点が見つかり、それを武器に続編が作られると思いますが、もっと早く他で気がつくでしょ!?と思いました。

他が良かっただけに、この部分の設定は残念でした。

きもだめし用に見た映画ですが、家族愛と人としての生き方(尊厳)について考えさせられる映画でした。

 

この手の映画はBGMや音で驚かされることが多いです。

実際に驚かされるシーンは多々ありました。

ホームシアターでサラウンドにしていると背丈の高さのあるトウモロコシ畑(たぶん)を駆け抜けるシーンでは、追いかけてくるクリーチャーの迫ってくる音に恐怖を煽られます。

怖いのが苦手なので、普段より音量を絞って観ましたが、製作者の期待する効果は味わえたと思います。

最近、ホラー系の映画を見ていませんでしたが、ブログDEロードショーの企画で見ることができました。ありがとうございます!

 

 

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【点数】
内容:8 点
映像:8.5点
音 :8点
総合:8 点
※エミリー・ブラントの新しい一面を見ることができました

 

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