Xperia「SOV39」を購入しました。
3年ほどSOV33を使ってきました。気に入って使っていましたがバッテリーの持ちが悪くなり、32GBの本体のメモリに限界を感じての買い替えです。
スマホを新調するにあたり、ポイントとなったのは優先順に以下の3点です。
- Kindleが読みやすい
- 写真が綺麗
- 本体のスペック(メモリと防水防塵)
一ヶ月ほど使いましたが、満足度は非常に高いです。SOV33の後継機種で使い勝手で戸惑うこともありません。
購入のポイントとなった3点を中心に、SOV33との比較も混じえながら紹介させていただきます。検討をされている方の参考になれば嬉しいです!
Xperia「SOV39」のレビュー
1.Kindleが読みやすい
読書の大半がKindleですが、専用タブレットを持ち合わせていません。
僕は手荷物を少なくするため、Kindleはスマホで読みたいです。
SOV33より画面は少しでも大きくしたかったです。サイズアップはしたいけど持ちにくいサイズは困る・・
SOV39はそんな希望に叶うサイズでした。

こうして新旧を比べると横幅はほぼ一緒ですが、縦に長くなっていることがわかります。本体サイズで1.5cmですが、画面では2cmほど長くなっています。1インチの差は大きいですね!

とある本の同じページです。いずれもフォントを最小にした状態ですが、SOV39が2行ほど多く表示されています。
ソニーがブラビアで培った技術は流石の一言です。
SOV39は有機ELディスプレイで非常に読みやすい画面です。白も黒も両方がはっきりした色ですが、目に優しい印象です。
比較画像は共に画面の明るさをMAXにした状態ですが、その差は一目瞭然です。
SOV39の画面は本体サイズが目いっぱい使われており、最初は「見にくいかな??」と心配でしたが杞憂に終わりました。
※画面の端が本体のラウンドにかかっています

普通にめくった状態で文字がラウンドにかかることはないのですが、このラウンドがあるから平面部分が広く使えるのだと解釈しています。
本を読んでいる場所の明るさに応じ、自動で画面の明るさが変わります。何気ことですが、無駄に画面を明るくする必要がないのでバッテリーの持ちに影響しますし、自動調整は読んでいてストレス軽減となります。
SOV33からSOV39になり本のダウンロードのスピードが格段にアップしました。これは期待以上の効果でした。SOV33では漫画のダウンロードが途中で止まることがありました・・
SOV33では本体容量の70~75%を使用していました。CPUの基本性能の差もあるとは思いますが、空き容量が少ないと処理能力は落ちます。
ちなみにSOV39ではダウンロードしているアプリの量が多いにも関わらず、まだ30%も使っていません。この差はあらゆる処理速度において優位となっています。
- 画面が大きくなった有機ELディスプレイは文字が読みやすい
- 本のダウンロードのスピードが格段にアップ
2.写真が綺麗です
公式ページの謳い文句が「ふとした日常の景色を特別なシーンに変える高性能カメラ。」というだけあって、シャッターを押すだけで綺麗な写真が撮れます。
SOV33とSOV39で同じ被写体を撮った写真があります。
まずはSOV39で撮った庭の花です。

SOV39(オート)
こちらがSOV33で撮った写真です。

SOV33(オート)
スマホで撮った写真としては共に満足度は高いです。
実は画素数など、スペック的にはSOV33の方が優れているかも?です(笑)
共にソニー製1/2.3型高感度イメージセンサーExmor RS for mobileですが、画素数はSOV33が2300万画素(メインカメラ)に対して、SOV39は1900万画素です。
ちなみに画像処理エンジン(BIONZ® for mobile)やレンズ(Gレンズ™)も同じです。
こうして写真を見比べると写真に大差はないように思いますが、スマホで見ると写真が明るく綺麗に見えます。
Kindleのところで書きましたが、これこそ有機ELディスプレイの恩恵では無いでしょうか??
SOV33の広色域、高コントラスト、高精細にこだわった、色表現力が豊かな広視野角ディスプレイも綺麗でしたが、有機ELディスプレイには敵わないということでしょう。
スマホで見比べると差は歴然です。
CANONのミラーレスカメラ「EOS Kiss M」には敵わないものの、SOV39の「手軽さ」は捨てがたいものがあります。
「構えるだけですぐにカメラを起動できる」というスマートカメラ起動はシャッターチャンスを逃さない、素晴らしい機能です。
進化したSOV39でもズームとなると物足りなくなります。ミラーレスカメラなど、カメラには敵わないようです。
その他、SOV33には無かった「4K HDR動画撮影」が加わっています。まだ活用していませんが、使えば嵌りそうな予感です・・(笑)
- カメラの起動の速さ
- スマホで見た時の写真の綺麗さ
- 動画が4K HDRとなる
3.本体のスペック
SOV39の基本スペックを簡単に紹介させていただきます。詳細は公式HPを見ていただけたらと思います。
画面サイズ | 約6.0インチ |
有効画素数 | 約1920万画素 |
バッテリー容量 | 3200mAh |
内蔵メモリ | 4GB/64GB |
サイズ | 約73×158×9.9mm |
重量 | 約193g |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
OS | Android™ 9 Pie |
詳細については公式サイト(au)をご覧ください。
もともとSOV33のメモリ不足が買い替えのきっかけとなりました。
新しいスマホになれば、この辺のスペック的なことは心配をしていませんでした。おかげで快適に使わせていただいています。
4GBの大容量内蔵メモリ(RAM)を搭載しているので複数のアプリを立ち上げた際でも、ストレスを感じません(SOV33は3GBでした)
まだ水没はさせていませんが、大雨の際、仕事で外にいても不具合はありませんので防水防塵も問題がないのだと思います。
※防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)と、SOV33と同じです
本体のサイズについて一言。
SOV33より画面サイズの大きいものを探していたものの、SOV39のように縦が伸びることに不安がありました。
Kindleも読みやすくなって良かったのですが、縦長になることは想像以上の効果がありました。

「縦長になっても上の方まで指が届かない」と思っていましたが、届かない部分にウィジェットを入れることに気が付きました。
実はSOV33では目いっぱいアプリを入れると時計やカレンダーを表示させるスペースがなかったのです。
「今日が何日??」と思った時、すぐに出てこないことがストレスでした。このストレスから解放されたことは大きいです!
手帳型のケースに入れて使っており、優先順位の高いアプリを左下にまとめています。
指紋認証センサーについても上の記事に書かせていいただいてますので、良かったらご覧ください。結論は右サイドから底に変わって使いやすくなりました。
- 処理速度が圧倒的に速くなった
- 縦長の画面が使いやすい
4.まとめ
まだ1ヶ月ほどしか使っていませんが、買い替えて本当に良かったです。
とにかく画像が綺麗です。Xperia初の有機ELディスプレイは伊達ではありません!
- Kindleをスマホで読んでいる方
- 写真をスマホで気軽に撮りたい方
スマホで選ぶ際、上の2点の優先順位の高い方には本当にオススメだと思います。まだまだ使いこなせていませんので、新たな感動があれば追記させていただきます。
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