読んで面白かった本の紹介です!
毎月、読んでみたい本の紹介をさせていただいてますが、実際に読んでオススメしたい、面白かった本を紹介させていただきます。
読んで印象に残った文章もできるだけ紹介させていただきます!
読んで面白かった本の紹介(2020年5月~7月)
一冊からもっと学べる エモーショナル・リーディングのすすめ(矢島雅弘)
矢島雅弘さんというフリーナレーターでラジオでブックナビゲーターをされていた方の本です。
※最近はあまり活動をされてないのかな??
読書に関する本は定期的に読んでいますが、どうしても内容は似たような感じになりがちです。
それでも一つ、二つは、その本のオリジナルの学びがありますが、この本からの学びは一線を画していました。面白かったです。
まずエモーショナルリーディングとは?
「エモーショナル・リーディング」は、直訳すれば「感情的な読書」となりますが、より正確にいえば、「肯定的な感情で本と向き合い、ポジティブな感情で著者のメッセージを受け取る読書術」 ※本文より引用
ポジティブな感情で肯定的に向き合うことを勧めています。
僕はKindleのメモとハイライトを活用していますが、「なるほどー」「そうだよな・・」と、相槌をうつようなコメントを残すようにしました。
その方が読み直した時に内容が頭に入ってきやすいです。その時の感情や考え方も振り返りやすいようです。
すべての本は何らかの意図を持って世に出されている。ならば、安易に著者を否定せずに、むしろ一度すべてを肯定的に受け止めることで「本を出した意図」に気づけるのでは? ―そう考えて肯定的に読んでみると、まるで憧れのアーティストのインタビュー記事を読むかのように、僕は「快」の感情に満たされていった ※本文より引用
「もし会えたら著者が喜ぶくらいの読者になってやろう」という意気込みで「著者の分身」である本と「対話」すれば、一冊の本はより雄弁にあなたに語りかけてくれるようになる ※本文より引用
筆者と対話をするように読むということです。この辺の表現も新しかったし、読む時の理解度がより深まることが想像できました。
矢島さんは主にビジネス書を中心に読み、紹介されていたようですが、かなり効率的に読まれていたのでは?と思います。
読書メモの取り方、そのメモの活用の仕方に至るまで、かなり参考になりました。
同期シリーズ(今野敏)
隠蔽捜査シリーズをきっかけに今野敏の小説が好きでよく読んでます。
同期シリーズは今野敏の中期の作品です。3作ありますが、主人公の宇田川と同期の蘇我、大石の3人の同期を中心に事件を解決していきます。
性別や性格、部署も違いますが難解な事件を絆で解決する様はストーリーが面白いだけでなく、感動させられます。
それぞれの事件を所轄の違ったタイプの違う上司とチームを組んでいきますが、それぞれの上司のもと成長している過程も楽しめます。本当によくできていると思います。
今野敏のシリーズものは途中から読んでも、何となく話がわかるような書き方をしています。登場人物の相関関係が随所に書かれているので、何となく話がわかるのです。
悪く言えばコピペが過ぎるという見方もできますが、忘れているようなこともあるので僕は助かってます。
まとめ
読書から学ぶことはとても多いです。実用書はもちろんのこと、小説からも登場人物の考え方や経験から学ぶことができます。
毎月、KindleUnlimitedの新着タイトルの中から興味のある本を紹介させていただいていますが、今後は読んだ本の中で印象深かったものも紹介させていただきます。
思い入れの深くなった本は個別の記事にしていきたいと思います。
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