ビタクラフトのご飯鍋、GOHANを2年使った感想と進化した炊き方を紹介させていただきます。
コロナ渦ということで、自宅で過ごす時間も増えました。試行錯誤を重ねるうち、炊き方も少し変わってきました。オフィシャルサイトに書かれていることと、違うことをするようになったのです。
今回は、この2年で掴んだポイントを紹介させていただきます。

最後にビタクラフトが出しているお手入れ用品を紹介させていただきます。愛着のあるお鍋を綺麗に使いたい方にオススメです!
【目次】
ビタクラフトのご飯鍋。進化した炊き方の紹介
まずは基本が大事です。基本通り炊くだけでも美味しいご飯を炊くことができます!
1.最初に中火で沸かしたあとに
GOHANにお米と水をいれ中火にかけます。そして蒸気があがると10秒ほど蒸らします。ここまではオフィシャルサイトに紹介された通りです。

蒸気が出た状態です
このあと「極弱火」で10分、火にかけますが、僕は中のお米をお箸で軽く混ぜてあげます。

混ぜてあげると分かるのですが、底の米は固く張り付いています。この米を底から剥がしてやるイメージで混ぜるようにしました。

2.極弱火で炊かず、普通の弱火で炊くように
次の工程はオフィシャルサイトでは「極弱火」で加熱するように紹介されていますが、僕は弱めの弱火で加熱するようにしています。
蒸気が上がったら10秒程度ふかしてから極弱火に落として、下表の炊き時間を参考に加熱する。
フタがカタカタと鳴る場合は火が強すぎるので、火加減を調節してください。
※オフィシャルサイトより引用(https://www.vitacraft.co.jp/howto/rice.html)
「フタがカタカタと鳴らないように」とのことですが、僕は「カタ・・、カタ・・」と鳴るくらいの火加減にしています。
ベイパーシールが微妙にできるくらいの火加減です。
下の画像は、この工程の火加減が強くて失敗した例です。この時は鍋の底にご飯が焦げ付いてしまいました。「お焦げ」とは言い難いくらいの焦げでした。

※注意 この写真は失敗例です!
今回、弱火という表現を使っているのは「IH」を使った場合の話です。IHの極弱火はオフィシャルサイト推奨の弱火より低いのだと思います。
我が家のIHを極弱火にすると、ご飯はかなり固めに炊きあがります。これは最初に入れる水の量を増やしても結果は同じでした。
IHはガスコンロとの比較で、強火の火力はかなり高くなりますが、逆に弱火の火力は弱くなります。
使う器具の特性を把握したうえで使う必要がありそうです。
弱火で10分、加熱したあとは火を止めて蒸らしの10分で完成です!蒸らす前にフタの内側の水滴を拭くことを推奨する方がおられますが、僕はしていません。
水滴を拭いておくと、蒸らしたあとのフタが開きにくなることを防げるそうですが、我が家では開きにくかったことはありませんので。
3.美味しいご飯が炊けました!

美味しく炊けたかどうか、判断の目安は「かにの穴」だそうです。
美味しくご飯が炊けた証だと言われます!
水蒸気の泡が底から勢いよく上に上がることで、鍋の中に理想的な対流ができるそうです。結果、お米に満遍なく火が通り、ふっくらとしたご飯に炊きあがります。
玄米を炊くと、もっと「かにの穴」がはっきり分かるそうです。
炊きあがってフタを開けた時、かにの穴が見えると嬉しくなります。美味しいご飯が約束されたも同然です!
4.お手入れ用品、クリーンキングリキッドの紹介です
ビタクラフト推奨のお手入れ用品、クリーンキングリキッドです!アメリカのフォルトレス・スターチボンナミ社製のクレンザーで、これを使うとお鍋がピカピカになります♪

半年以上、普通の洗剤のみで洗った状態(汗)
使用上、全く問題はありませんが、普通の洗剤で洗っただけでは白いモンモンが消えず、見た目がよくありません(汗)

リキッドは数箇所に垂らし、5分ほど放置します
クレンザーを汚れの目立つ箇所に垂らし、5分ほど放置したあとスポンジなどで、擦ってあげます。正直、強い力は必要ありません。「さっ」と拭き取るくらいの感じです。

ピカピカ~♪
どうでしょう??買った時に撮った写真ではありませんよ!(笑)
本当にピカピカになるんです!嬉しくなるほどの仕事をしてくれます。
ビタクラフト以外の鍋やフライパンでも、ステンレス製であれば同様に使うことができます。
注意点もあります。
やや臭いがキツめですので、窓を開けたり換気扇を回すなど、換気をしながら使うことをオススメします。また手荒れが気になる方は手袋を使った方が良さそうです(僕は必要ありません)
5.おわりに
GOHANを使い2年が経ちました。それまでビタクラフトの片手鍋を使ってご飯を炊いていましたが、GOHANが発売されると即、購入をさせていただきました。
あのビタクラフトがご飯を炊くためにだけ発売した、専用鍋です。美味しくないはずがありません!
普段はIHで炊いていますが、ガスコンロで炊くこともあります。今後は地震などの災害で、電気の使えない状況に陥るかもしれません。そんな時、炊飯器しか使ったことがないと非常時に為す術がありません。
これからも炊き方を模索しながら、美味しいご飯を追求していきたいと思います!