腰痛持ちの僕は緩消法と出会ったおかげで日々の生活がかなり楽になりました。
同じように腰痛に悩んでいる方に、少しでもお役に立ちたくて緩消法を紹介させていただいています。
しかし「緩消法 治らない」でブログに来られる方がいらっしゃるのも事実です。
【目次】
「緩消法で治らない」という方に試していただきたい4つのメソッド
緩消法は腰痛対策メソッドとして広く認知されている方法ですが、コツが掴めず治らないという方もおられます。
過去に記事に書いたことを意識しながら緩消法を取り組んでいます。この記事では「コツ」というより取り組む姿勢について紹介をさせていただきます。
1.毎日、取り組む
緩消法は広い場所が必要とせず、10分足らずで簡単に負担なく取り組むことができます。毎日、取り組むハードルはかなり低いと思います。
毎日、取り組むとメリットしかありません。

これに尽きます!
「腰痛」といっても毎日、同じところに違和感や痛みがある訳ではないと思います。腰に手をあてた時、固くなっているところも毎回、違うはずです。毎日、取り組んでないと気づきにくいんです。
そして太ももの横側(ゆらゆらをする前に叩くところ)の痛む場所なども違ってきます。毎日、続けていると、太ももの痛む箇所と腰の痛む箇所の関係性を把握しやすくなります。

「毎日、続けなきゃ・・」と思うことが負担になる方も、体のコンディションを把握できると考えることがでくると続けられそうじゃないです??
2.太ももは強く叩く
腰まわりの筋肉を振動させる
この方法は太ももの筋肉(外側広筋)を叩くことにより、腰の筋肉を振動させて、腰の筋肉を軟らかくする方法です。※「9割の腰痛は自分で治せるより P.84」引用
この「叩く」という動作ですが、想像以上に強く叩いていいようです。「筋肉を壊さない程度に・・」と書かれていますが、緩消法で効果を感じられない人の多くは叩き方が弱いのでは?と思います。
僕の場合は、ですけど「ちょっと腰が思いな・・」と感じる時に太ももサイドの張りが強いところを叩くだけでかなり楽になります。事務所でデスクワークをしている時でもできる事ですので是非お試しを!
3.鏡を見ながら行う
これは結構、重要なポイントだと思います。鏡を見ずに体の動きを客観的にイメージできる人は少ないのではないでしょうか?
緩消法の動きを本や動画を見て取り組んでも正しい動きができているか確認が必要です。僕は鏡を見ながらではないと無理です。

4.腰を痛める要素を排除する
腰を痛める要素とは?
日頃の習慣と腰痛には密接な関係があります。
僕は以下の3点に気をつけています。
4-1.足を組む
若いうちは平気かもしれませんが、年を重ねるにつれ体は固くなってきます。柔軟性だけでなく筋肉の質自体がです。長時間、足を組んだままにしていると、腰や太ももなどの筋肉が正しくない位置で硬化します。
この硬化した筋肉は骨盤などのズレに繋がります。人によって違うかもしれませんが、僕は骨盤のズレと日々、戦っているような気がします。
ちょっとしたことですが、足を組むことが腰痛に繋がります。横膝で座ることも理屈は同じです、習慣となっている方は気をつけましょう!
4-2.長時間、座ったままでいる
座ったまま、と書きましたが同じ姿勢を続けることがよくありません。仮に足を組むこともなく、正しい姿勢で座っていても、時間が長くなると筋肉硬化の原因に繋がります。
車の運転も長時間になると腰への負担が大きいです。
何気なくアクセルを踏んでいるだけでも、踏み続けている右足に想像以上の負担が掛かっています。ふくらはぎの張りが太ももから腰の張りに繋がることもあると思います。
若いうちは何時間、ぶっ続けで運転をしても全く気にならなかったのですが、今では1時間が限界です。
仮に平気だったとしても痛みへの感覚が鈍ってることもあります。長時間、運転をする必要がある時は意識して休憩をとるようにしましょう!
これは机に座って事務処理をしている時にも同じことが言えます。集中していると時間を忘れて作業をしがちですが、定期的に休憩をはさむようにしましょう!

4-3.重い荷物を持つ
重い荷物を持たないようにしましょう!と言いたいところですが、そういう訳にもいかないですよね?(笑)
重い荷物を床から持ち上げる時は注意をする必要があります。「重くないないだろう!」と横着な持ち方をしていると腰痛に直結します。
荷物の持ち方に関しては、「腰痛を予防する正しい物の持ち方とは?」という記事を紹介させてください。シンプルですが、非常にわかりやすいです。
正しい持ち方を意識するだけで腰への負担はかなり軽減します。「これくらい大丈夫!」という横着が積み重なると腰痛として返ってきます。
荷物を持たない、という選択肢が取れる方はそれがベストですが、周りから孤立する可能性があるようなことは止めましょう(笑)
まとめ
僕もまだまだ緩消法をマスターしきれていません。緩消法で軟らかくなった肉に入る指の画像を見ると、自分はまだまだだな・・、と思います。親指があんなに深く入るなんて・・
それでも4つのメソッド(考え方)を意識することで腰の具合は本当に楽になります。
ここまで読んでいただくと分かると思いますが、具体的な方法が大事なことは勿論ですが、心がけが大事だということに気付かされます。
そして正しいと思って取り組んでいることも、長くやっているとやり方が変わってしまった可能性があります。たまに本を読み返すと「あれ??勘違いしてた!(汗)」なんて事があるかもしれません。僕は実際にありました(笑)
腰痛がひどくなると肩こりにも繋がります。体のケアを心がけて健康な毎日を過ごしましょう!!