仕事に秘策はない!田村潤さんの本を読み、基本の大切さが身にしみた。

田村潤 元キリンビール 理念

田村潤さんの本を読み、改めて思いました。

仕事に秘策はないと。

ビジネス書の陳列棚を見ると、仕事に秘策があるようなタイトルを見かけます。気を引くためには当然だとは思いますが(笑)

一般的には時間管理や効率化を始め、技術的な内容が多いように思います。あとは問題解決についてでしょうか?

現在、100年プランニング代表。元キリンビール株式会社  代表取締役副社長だった田村潤さんの話は、どこまでも基本を追求する秘策とは無縁の話でした。

もっと、もっと根本的な話となります。

 

田村潤さんの仕事の話

 

田村潤さんがキリンビール在籍中、高知支店の経験に基づいた話です。

ビール業界では一度、失ったシェアを取り戻すのは不可能と認識されていたようです。その不可能を実現したことから「高知支店の奇跡」と言われたとのことです。

その奇跡を起こすのに秘策がとられたのか?そうではありませんでした。

「品質本位」「お客様本位」というキリンビール創業時の理念を肝に銘じ、本社からの指示ではなく理念を大切にすることで、世間で言われている「奇跡」に繋がりました。

 

正しい理念(考え方)の設定が大事

 

みんな頑張ってるのだと思います。

頑張ったことが、成功に「つながった!」「つながらない!!」の分かれ道はどこを向いて頑張るか?です。

その「どこ?」こそが正しい理念と本から解釈しました。

50年弱の少ない経験から感じることですが、自分のため(自分の利益)に頑張ったことが、よい結果につながった経験があまりないんです。

人のために頑張ったことで、気がついたら自分のためになった・・、みたいな感じです。

僕は営業ですが、売上があがって印象に残っているのは、困ってるお客さんと一緒になって問題を解決したような時が多いです。

キリンビールの理念は「品質本位」「お客様本位」でしたが、自分の経験と「お客様本位」がつながったんです。

どれだけ頑張って走っても、行き先が違えば目的地に到達できません。

 

100年プランニングのホームページに「理念を力に」と記されています。

理念とは?
1.ものの原型として考えられる、不変の完全な存在。
2.事業・計画などの根底にある根本的な考え方。

僕があえて「正しい」とつけたのは、ひねくれた理念を持つ方がいるからです。

正しい理念があれば「仕事をやらされることが無くなり、仕事が楽しくなるな・・」と確信しました。

 

信念を貫き通す

 

本に出てくる文章ではないのですが、僕は信念を貫き通す!と解釈しました。

田村さんが高知支店に就任された頃、仕事とは本社からの指示にしたがい、評価は指示に対する達成率だったようです。

田村さんは現場(高知の市場)から、お客さんに喜んでもらえる方法を学ぶこととなります。

 

take51
理念に向けた具体的な手段ですね!

 

本社の指示では目的を達成する見込みはありませんでした。

これは並大抵のエネルギーじゃなかったと思います。結果がすぐに出た訳ではないのに、本社の指示を無視し続ける訳ですから・・

信念を貫き通す、強い心が必要だったと思います。

目的を達成するため、課員にも徹底させました。

「やる!」と決めたことは絶対だったそうです。特に口に出したことは必ず、やり遂げさせたそうです。それが責任、だと。

この強い心(本気)が課員にリーダーとしての信頼を得ることになったそうです。

 

伝える力が必要

 

信念を貫き通すため、本社を説得するための伝える力。

また課員を動かすための伝える力。

目的を達成するために一人の力では限界があります。周りをどれだけ巻き込めるか?ここが大きなポイントになります。

池上彰さんの「伝える力」は売れた本です。それだけ大事なことで、技術的な部分もあるとは思います。

けど、田村さんの本を読むと伝える人がどれだけ真剣になっているか?に行き着きました。

僕は人を巻き込む力が弱く、どうすればいいか?と悩んでました。

take51
もっと真剣になればいいんだ・・・

 

田村さんの講演を聞くことができました

 

運良く、高知に来られた田村さんの講演を聞く機会がありました。

本の内容が掘り下げられた部分もあり、興味深く話を聞くことができました。本当に面白かったです。

聞くと当時の営業活動は生半可なものでなく、理念に向け、ただただ愚直に取り組まれていました。

田村さんが高知に来られたのは1995年です。労働基準法が厳しくなった、今では考えられないような働き方です。

講演の最初にリゲインの発売当時のCM、「24時間戦えますか?」が紹介された理由がわかりました(笑)

当時、事務員だった女性は田村さんのスタイルが自分のものとなり、今では子育て支援の団体の代表として活躍されています。

take51
あの「たっすいがは、いかん!」のキャッチフレーズを考えたとか・・

壇上で話をする田村さんの姿は、自信に満ち溢れているのですが、おごることなく、どこか悟りを開いて見えました。

あんな風になりたいな・・・、と思いました。

 

まとめ

 

本を読み、講演を聞き確信しました。

take51
仕事に秘策はない・・・

やるか、やらないか?

それをどうやってやるのですか?なんて質問は愚問です。

どこまで真剣になれるか?強く強く思う必要があります。

それは仕事だけでなく、このブログについても一緒です。

単純で基本的なことなんですね・・

稲盛さんの本を読んで同じようなことを感じたはずなのに、今回は本当に身にしみました。

田村さん、ありがとうございます。

 

 

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