マイクロソフトで活躍をされた方が、どんな考え方をしてるのか興味がわきました。
筆者は申し訳なさそうに「精神論みたいになってすみません」と書かれてますが、生き方に辿り着く話に共感できました。
冒頭で「本書の効果」として「予定の半分で仕事の大半が終わるようになる」「打ち合わせに遅刻しなくなる」など、仕事術が書いてあるような前振りがありますが・・
これは完全に生き方の本です
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」共感リスト
恐るべきは失敗することではなく、自分の「やりたい」という思いに不誠実になることだったからです。
全てはここからスタートしてます。

ロケットスタート術
彼は仕事量、締切までの時間を、ある法則で区切ります。
仕事量の8割を締切までの2割までに済ませます(締切が10日後なら2日後)

この考え方は全てに通じていて、待ち合わせも余裕をもたせます。
電車が遅れて待ち合わせに遅れるのは、相手にとっては関係のないことです。不測の事態に備えておけばいいのです。
ビル・ゲイツにまつわる印象的なエピソードを僕とかみさんに置き換えての紹介です。


僕は花を手配しましたが、なんと天候不良で会場に花が届かない・・・



かみさんは激怒しますが、僕は花屋さんに連絡をしただけの無責任な行動でした。
大なり小なり、このような話は多いのではないでしょうか??
ちゃんとアンテナを張ってれば天候不良を予測して、何パターンか保険をかける事が可能でした。僕の仕事は会場に花を届けることですから!!
ビル・ゲイツはこの手の失敗に厳しかったそうです。
「時間を制する者は、世界を制す」という言葉が出てきますが、読み終えると納得のフレーズです。
仕事をゲームのように楽しむ
私は毎朝ゲームをしているのです。家族が起きる2時間後までに決められたタスクにチェックを付けられるか、というゲームが始まるのです。
ロケットスタート術では朝4時から仕事を始めます。
電話もメールもこない、誰にも邪魔されない時間帯に思いっきり集中して仕事をこなすそうです。
「界王拳10倍で・・」と、ドラゴンボールの表現でビックリ!(笑)
これで一日の仕事量の8割を午前中(朝の早いうちに)済ますことができます。
翌日の「やる事リスト」を寝る前に作り、それにチェックを入れることをゲーム感覚で進めるわけです。
「仕事だから」という理由でこなす仕事は面白くないし、生産性はあがらないですよね・・
ブログで「楽しく生きる」と掲げている僕にとって、本の最初の方で「ぐっ」と惹き込まれました。
仕事が楽しいかどうか??
傍から見ると苦しそうだが、本人にとってはそのこと自体が喜びであり、いつまでもやっていたい仕事
「自分には才能がないから天職なんか見つけられない」とネガティブに考える方もいるかもしれませんが、これも間違いです。重要なのは楽しくて楽しくてしょうがないかどうかの、ただ一点のみだからです。
仕事が楽しくて仕方がない状態だと、無理して集中する必要がなくなります。
無理にモチベーションをあげる必要もなくなるんです。
好きなこと。楽しいことをする時、人は自然に集中できるんですね・・
残業をいやいやするのではなく、進んでやれるくらいの仕事が理想です。
僕は仕事を楽しくやれてると思います。当然、嫌なことはありますが、おおむね楽しくできていて僕は幸せな方だと思います。←本気で思ってますよ!
しかし・・

自信を持って「書けてます」とは言えない自分がいます
PVやアドセンスの収入ばかり気にして書いているようでは、楽しく書けないですよね・・
プロフィールにも書いていますが、このブログが老後の生活の基盤になればと思ってます。
理想は楽しく書いた結果、生活の基盤となるブログに育つことです。
あきらめない
何かを成し遂げたり幸せな人生を手に入れたりするには、「好きなことに向き合い続けること以外に方法はない」
成功の秘訣は「成功するまで続ける」なんて言葉もあります。
僕は好きなこと(料理や映画鑑賞などの趣味)の情報発信をすることで、人の役に立てたらと思ってます。
「無理だ」という人の多くがじつは、そのことについて実際にはほとんど何も調べてもないし、考えてもない人だ
これは耳が痛かったです(汗)

と言われても仕方がないです。
筆者もブログを書かれていますが、もともとは海外出張中に日本にいる家族に元気を報告するために始めたそうです。
そんなブログが意外に読者がつき、コメントがついたりして楽しくて続けてるそうです。楽しいから続けられるんですよね!
Life is Beautiful-永遠のパソコン少年の理科系うんちく-というブログで、読みやすく面白いブログです。
ブログのあり方について考えさせられます。
結局、なぜ、あなたの仕事は終わらないのか?
好きでも興味もないことを仕事にしてるから、仕事が終わらないです。
自分の好きなことに真摯に向き合うことができれば、解決できるという話です。
筆者が「精神論のようになって申し訳ない・・」と書かれてますが、どんな優れた仕事術を習得したとしても、スタート(仕事が好きかどうか?)で決まるということです。
