競馬をやめて半年が経過しました。遂に有馬記念も買いませんでした。
30年近く楽しんでいたにも関わらずです。
秋競馬が始まると買いたくなるかな??と少し心配でしたが、全くの杞憂に終わりました。
「競馬をやめる」をテーマに2つの記事を書きましたが、ここまで綺麗に止めれるとは思いませんでした。
検索流入を見ていて「競馬をやめる」関連のクエリが多くて驚きます。
競馬をやめることができた要因を改めて考えてみたいと思います。競馬をやめたい方のお役に少しでもなれば嬉しいです!
競馬をやめることができた要因を振り返る
スポーツとして競馬に接するようになった
僕のいう競馬をやめる、は馬券を買わないことです。
競馬(レース)を見ない、ではありません。重賞は毎週、見ていたわけではないですが、G1は全て見ました。
お客さんに競馬が好きな方はいらっしゃいますので、話を合わすためにも見てました。
ただスポーツとしてレースを見ると結構、楽しいです!サラブレッドの走る姿は美しいですし、直線の追い込みなどは見応えがあります。
見るにあたり、どんな馬が出走しているか?
メンバーくらいは何となく把握しておくレベルで決して予想はしませんでした。
予想をしていて「買ってれば当たってた」なんてことになると、「また買いたい」と思わなくもないからです。
Yahooニュースを見て、何となく競馬界のできごとは見てますが、それも知ってる馬が走ってるうちだと思います。
知ってる馬が引退していき、知らない馬ばかりになればレースも見なく鳴るのでは?そんな気がします。
TARGETのアンインストール(重要)
これは結構、大きいと思います。
競馬をやってる頃から専門誌、スポーツ新聞を買わずTARGETとネットの情報のみで予想をしていました。
そのTARGETをアンインストールし、蓄積していた過去のデータも全て削除しました。自分でも感心するくらい潔く消すことができました。
あると予想ができてしまいますので、TARGETがあればやめることができなかったともいます。
もちろんレーシングビュワーなど、関連サービスも全て解約しました。
かみさんを失望させたくない(最重要)
これが大きかったです。
かみさんは僕を自由にさせてくれる人です。
余程のことでない限り、僕に無理強いはしません。負けても「競馬をやめて」と責めることはありませんでした。
競馬をやめる宣言をした時は半信半疑でした。
けどTARGETと関連するデータを削除した話をした時の驚いた顔、その後の笑顔を忘れることができません。
よっぽど嬉しかったんだな・・
と思うと隠れて馬券を買うことはできません。
先日、有馬記念の終わった日の夜、「ついに有馬記念すら買わなかったよ!」と話をするとニッコリ笑うかみさんがいました。
随分、我慢させてたんだな~、と思うと2度と馬券は買わないと思えます。
最後に
競馬をやめる系の記事は暫く書かないと思います。
1年、2年たち、新たな気付きがあれば書くかもしれません。
既にPATのIDやパスワードもうる覚えです。先日、存在を忘れていたEvernoteに控えていたメモも削除しましたので、2度と思い出すことはないでしょう。
競馬をしていたことも、競馬をやめたことも後悔してません。
感謝しかありません。
前にも書きましたが、もう一度書かせてください。
今までありがとう
私はテンポイントから入りましたので、有馬優勝後にサ-ビスで出た、雪の降る京都、日経新春杯。今は禁止されて66,5kg(有馬は56kg)を背負って 最後の4コーナーで骨折して立ち尽くす彼の姿、ライブのテレビでしたが、その衝撃は一生忘れないでしょう。競馬は、馬。動物の虐待、で収入を得るために、馬を家畜と認定し、動物愛護から外して、騒ぎが起きないようにしているのです。だと思います。馬肉は、人間の蛋白源として必要ありません。国や、地方が、ギャンブルでの収入を得るために、馬、あるいは騎手を犠牲にしてやっているのです。少なくとも今の競馬を維持するために強いから弱いまで99%のサラブレッドが毎年さっ処分されています。